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先日、日本経済新聞(平成26年10月28日夕刊)に一般家庭ほど相続争いが増えている旨の記事が掲載されていました。
資産家の家庭よりもむしろ一般家庭での相続争いが増加しているようです。
例えば、親子で2世帯住宅を建てた後、介護をしてくれたご長男。
一緒に2世帯住宅を建てた父が亡くなり、遺言等の相続対策がされていなかった事で、他の兄弟から遺産分割のために自宅の売却を迫られてしまう・・・。
主な相続財産がマイホームだけ、といったような一般家庭ほど、上記のように残された相続財産を巡り、家族を争い(争族)に巻き込んでしまう。
これほど悲しいことはありません。
なぜ一般家庭による相続争いが増えているのか、それは、資産家の家庭ほど揉めないように早めの名義変更・遺言書作成等しっかり対策を取っていることが考えられるようです。
そこで、当事務所では上記のような相続争いにご家族が巻き込まれないよう、「今できることを今のうちに」を合言葉に「ご家族に負担をかけないための相続手続き」をご提案しています。
早期の手続きが賢明です。
一度、当事務所にご相談いただくことによって、ご家族に負担をかけることなく、ご家族が争う「争族」を避ける方法が明確になるかもしれません。
ただ「そうは言っても、まだ元気だし(手続きは)今すぐじゃなくても・・・」となかなか一歩を踏み出せない方もいらっしゃると思います。
当事務所のお客様の中にも、「(手続きをしようと)ようやく重い腰を上げれました・・」と相続手続きをそれまで躊躇されていた方が少なくありません。
では、なぜ(相続手続きは)早い方がいいと分かっているにも関わらず手続きを先送りしてしまうのでしょうか。
私は、手続きを先送りする理由として下記の3つがあると考えています。
財産の話を家族に切り出しにくい・・・
その1 は、家族みんなが「いつかは話し合いをしなければ・・・」と思いつつ、自分からはなかなか切り出しにくいという心情的なものがあります。
当事務所のご相談者様にはこのタイプの方が非常に多いです。
特に、自宅のみを相続された相続人の方が「自分の名義にしたい」のに切り出せないと非常に不安に思われているケースが多いです。
こういったケースは、本来は遺言書等、しっかりとした方策をとっておくべき事案かと思います。
今の良好な家族関係を壊したくない・・・
その2 も、とても多いご心配です。
例えば、遺言書を事前に作成しようかとお考えの方が、「遺言書を残すことで逆に家族が揉めないか・・・」と一人で悩まれているケースが多いです。
今後、家族関係が変化し気持ちが変わるかも・・・
その3 は、例えば息子さんに自宅を生前贈与したいが贈与した途端、関係が悪化してご自身の居場所が無くなったり、万一息子さんが先にお亡くなりになられたりすると、不動産の名義を変えてしまったことによる不安が増してしまうんじゃないか、とご心配になられることがありました。
上記のようなご心配、たしかにあると思います。
でも、だからこそ相続手続きは、「今できることを今のうちに」一日でも早くやっておくことが大切だと当事務所は考えます。
ご家族も人と人とのつながりが大切です。
なぜ、「今できることを今のうちに」早期に手続きするのがよいのか。
相続手続きを早めに考える重要なポイントは3つあります。
不安から解消されます。
その1 として、相続はいつか必ずやってきます。
先延ばしにしていると直前になってあわてたり、すでに手続きするにも手遅れなんてことも考えられます。
「今できることを今のうちに」手続きしておくと、「相続が今発生しても大丈夫」と相続に対する不安感がなくなります。
家族に対する想いがより一層深まります。
その2 として、例えば遺言書を作成する際には、「誰に、何を、どのように」と財産をどう分けるのかを考えます。
その時に、残してあげたいと思うご家族の事を思い浮かべるでしょう。
「長男夫婦は、同居してくれた」「長女はいつも私の話をよく聞いてくれた」「次女とはよく旅行に行った」等、各ご家族の事情や関係をより良いものへと改めて考えるきっかけとなるかもしれません。
ご自身がやさしい気持ちになれます。
その3 として、やっておくべきことを「今できることを今のうちに」手続きすることにより、「やるべき事はきちんと済ませた」と考えることができ、ご自身に気持ちの余裕が生まれます。
そうすると、頭の片隅に引っかかっていた心配や不安感がなくなり、周りのご家族にとてもやさしい気持ちで接することができます。
「今できることを今のうちに」の効用の中で、私はこのことが一番重要だと思います。
元銀行員時代から現職の司法書士という仕事を通じて、私は相続手続きを先送りにしてしまったばかりに相続争いが発生してしまう現場を数多く見てきました。
特に先ほど紹介した日経新聞の記事ではないですが、ここ10年程、相続で一般家庭のご家族同士が争われるケースが増加している状況を、何とかできないものでしょうか。
結論としては、相続手続きを「今できることを今のうちに」一日でも早くやっておくこと、が最も大切だということです。
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