元銀行マン司法書士が、遺産相続手続きについてのお悩みを解決。川西市・宝塚市・伊丹市で相続・遺言書なら、あおい綜合司法書士事務所(相続・遺言の相談室)
運営:あおい綜合司法書士事務所 阪急宝塚線・川西能勢口駅前1分
⌚営業時間 9:00~19:00(平日)※☎事前予約で土日祝も対応可
「相続の件で」とお電話下さい
072-755-0095
宝塚歌劇のポスターは衝撃的でした。
宝塚市は、訪れたことがない小学生時代からあこがれの地でした。
当時、今とは違い土曜日がお休みではなく午前中だけ授業があった頃です。
小学校から帰ると、共働きだった母が準備してくれていた昼食を食べながら吉本新喜劇を見てその後に放送していた番組に惹きつけられます。
タイトルは忘れましたが、それが宝塚歌劇団との出会いでした。
私は単身赴任でほとんど家にいなかった父を除き、4人の女性(祖母、母、姉、妹)に囲まれた生活も影響したのか、女性が男性を演じる、小学生ながらに「かっこええなあ・・・」と食い入るように見ていたのを思い出します。
そんな歌劇団がある地、宝塚市は下記の3つの事で特別な存在となっています。
大学生時代、私は実家の京都から阪急電車で大学に通っていました。
体育会アメリカンフットボール部に入部していましたので、その練習に向かうべく阪急京都線の西院駅で梅田行き急行電車を待っていたんです。
何気に壁を見ると、歌劇団の宣伝ポスターが貼ってあったんですね。
それが【ベルサイユのばら】。
普段なら、「ああ宝塚歌劇のポスターか・・・」と目を向ける程度だと思いますが、この【ベルサイユのばら】のポスターは違いました。
月組(オスカル編)として当時のトップスター涼風真世さんがすごくかっこよく、また、アンドレが週替わり(?)で、交代するんです(たしか、杜けあきさん、天海祐希さん、大浦みずきさんだったかな)。
このポスターを見て初めて、なぜか「プロ意識」というものを感じさせられました。
小学生時代から身近にあった歌劇団。
その中でも、このポスターからにじみ出てくる「プロ意識」というものは、部活の事や将来の就職活動に悩んでいた私に「俺もがんばらないとあかん」と大きな影響を与えてくれました。
元来、父は口数が少なく喜怒哀楽を表に出すタイプでもなかったので、今回の長女の誕生に際し、父がどのような反応を示すのか興味がありました。
世間様では「孫は無条件にかわいい」とよく聞きますが、わが父にもそれが当てはまるのか・・・。
実際、長女が生まれると、そこには生まれたての長女を抱っこする満面の笑みの父がいました。母でさえ結婚以来見た事がない笑顔。
そんな父に、宝塚市の産婦人科待合室でこんな質問を聞いてみたくなりました。
「俺らが生まれた時、父親になったって実感あった?」。
父はしばらく窓越しに外を眺めながら「今、こうやってお前の娘を抱っこさせてもらってる。それでええやないか・・・」。
質問の答えにはなってないようですが、その時の私にとって、腑に落ちる父の言葉でした。
その日は春の昼下がりの陽射しがとても暖かな、そして、その温かな日差しと共に少しだけ父親になれたような気がしました。
上記のように、私にとって宝塚市は学生時代の、そして社会人となって2人の子どもを授かるという特別な地域として存在しています。
銀行員時代には歌劇団の方が口座開設に来て下さったというご縁もあり、そういった人と人とのご縁を大切にしながら、相続手続きを中心に司法書士業務を通じて恩返しが出来たらと願っています。
お客さまの声はこちら
お電話での相談予約はこちら
072-755-0095
受付時間:9:00~19:00(土日祝を除く)
※土日祝も事前予約で対応可