「遺言って大切だったのですね。」
財産なんて無いし、私のところは家族仲がいいから遺言なんて残さなくても・・・・。
そうお考えになられる方は少なくないでしょう。
実のところ、私も社会人になるまでは、遺言の必要性なんて全く感じておりませんでした。
私自身社会人として銀行に就職し、
仕事上さまざまな相続のケースに遭遇することにより少しづつ変わっていったのです。
「あんなに仲の良いご兄弟だったのに・・・」
銀行員時代に初めて体験した相続案件。
自営業を営むお父様がなくなられた際に、
相続人であるお兄さんと弟さんが相続財産の分け方で揉めてしまったのです。
遺言書さえあれば防げた争いかもしれなかったのですが、
結局長期間解決ができず、裁判所の手を借りなければいけないほど関係は悪化しておりました。
詳細はお話しできませんが、「生前はとても仲が良かったのに・・・」とご相談をお伺いする機会は、司法書士となった今でも決して少なくはないのです。
なぜ、生前には仲の良かったご家族間で揉め事が起こるのでしょう。
●人間関係が希薄になった・・・
●家族間の意思疎通ができていなかった・・・
●状況が変わった(会社をリストラされた等)
理由はさまざまあると思います。
ただ、相続「財産」に焦点を当てるともめる原因は
下記の3つに集約されそうです。